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お花が少しずつ…

コース4も、着々と進んでいます。
レッスン2では、葉っぱやお花のパーツを作りますよ~。

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まずは葉っぱを2種類。
アイビーとユリのリーフを作ります。
コース4は、いろんな花びらや葉っぱの型とともに、画像に映っている紫色のインプレッションマットというツールがキットに入っています。
これは、花びらや葉っぱに型押しして、花脈や葉脈をつけるものです。
裏返すと溝が刻まれていて、この溝を使って、ワイヤーをパーツに取り付けることが出来るようになります。
なかなかお利口!優秀!!

私は長いことシュガークラフトをやってきましたので、こういうお花や葉っぱを作るのは、もう何百回、何千回とやってきました。
私が最初に習ったのはイギリススタイルのシュガークラフトだったので、その方法でずっとやってきましたが、ウィルトンとはところどころ方法が違います。
もちろんイギリス式のシュガーもどんどん進化して、最初の頃とは型ややり方がずいぶん変わりました。
イギリス式とウィルトン、どちらがいいというわけでなく、どちらもそれぞれによく考えられた方式です。
ただ言えるのは、ウィルトン式はとても合理的に、初めての人にも簡単に作れるように考えられていると言うことです。
長くシュガーをやってきていても、そういう手があったか!と思うこともしばしば。
このインプレッションマットの溝もその一つです。
いえ、イギリス式もやっぱり、ワイヤをつけるのにはこういう溝を使いますよ~。
でもね、ワイヤの取り付け方が全然違う。文字ではうまく説明できませんが、ウィルトンはワイヤを挟んじゃうんです。
正直言って、初めてこれを使ったときにはビックリしました。こんなのアリ?って感じ(笑)。
でも実際に作ってみると、作りやすさではウィルトン方式の方が数倍簡単です。

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このお花はワイルドローズ。野バラです。
日本では野バラって、あんまり馴染みがない気もしますが、なぜかシュガーではよく出てくる!
つるバラとか、よく垣根やトレリスに這わせて植えてあるのが、この一重のバラに似ています。
可憐な感じで、私は結構好きよ♪
おしべのパーツ(ペップといいます)を1本ずつ植えるのが、ちょっとめんどくさいの(笑)。
ペップは食べられません。
シュガークラフトでは、ペップとワイヤは食べられないものを使ってもOKということになっています。

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さて、そしてこの日に出来たものはこんな感じね~
白い葉っぱみたいなのは、葉っぱじゃなくてユリの花びらですよん。
ユリは、花びら1枚ずつにワイヤをつけて、後で組み立てます。
葉っぱや花びらが乗っかっているのは、フラワーフォーマーというツールです。
これはね、コース2のキットに入ってくるの~。
これに乗っけて乾かすことで、葉っぱや花びらに自然なカーブが付くというわけです。
ワイルドローズが入っている丸いのも、フォーミングカップといって、お花を乾かす用のカップですよ~。
ちょっと浅い平べったいのと、深さのあるのと2種類あります。
それぞれにお花の表情が違って乾くので、自分の作りたいものに合わせて使い分けます。

さあさあ、少しずつパーツが出来てきました。
次回はスイートピーや、これまたシュガー界ではポピュラーだけれど、未だ本物を見たことがない(笑)ステファノティスというジャスミンに似たお花を作りますよ~。
お花を作るのは、なかなか楽しいです!







by wilton_m | 2014-04-20 19:11 | クラス

長野県松本市にあるケーキスタジオシュクルの運営するウィルトン公認クラス(ケーキデコレーション)のブログです。


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